稀神大社のレビューをレビューする[2つめ]


大図書館の羊飼い レビュー

作品の新視点の開拓度:★
レビューの有益度:★★
レビューの面白さ:★
総合的な評価:(1.5)

 

前回の最果てのイマレビューと 比べると、4年の月日が経ったからかすこし改善点は見受けられる。

例えば、巫女キャラの表情差分が(平成21年と比べると)倍ほどになっていたり、ぱっと見分かりやすいものになっている。「じと目」「キラキラした表情」などが顕著だろう。

あとこのレビューもまた冗長なのは否めないが、最果てのイマのと比べるとすこし良くなったかな?という体感は得られる。ただそれは作品毎のレビューによる些細な差じゃないの?と言われたらそうかもしれない。

さて。前回レビューした最果てのイマと同じく、大図書館の羊飼いもまた「物語構造によるネタバレ」は否応なくしてくる。まず物語全体の構造をざっと説明してから、音楽やキャラについて説明していく形式を取っている。

後者は別にいいが、前者の物語構造のネタバレに関しては私はこういうあまり好きじゃないタイプのレビューだ。「作品紹介」という体でなければ、些細な問題でもないのだろうが、もし「作品紹介」の体であるならば少なくとも『大図書館の羊飼い』であるならば、true√に言及しなくても作品の魅力は押さえておけるのではないか。

ネタバレの範囲は人それぞれだが、だからこそ「物語構造」さえもネタバレされたくない読者はこれは困惑するするものだろう。私から言えることがあれば、冒頭にそういった「注意書き」をしておけばこういった反発をする読者は少なくなると思う。

あと、最果てのイマレビューと比較して『大図書館の羊飼い』のレビューでも同じく、対話形式による物語強度は別段上がっておらず、対話自体の面白さも上がっているとは私には思えない。

おそらくこのレビューは、「通常の文章で説明できる作品紹介」を「キャラとの会話」に落としこんでいるだけのものだと思う。だから会話によるテンポも、面白さも読んでいて希薄だし、巫女さまがたの世界観の強度は高くはない。

作品紹介案内としても、新視点の開拓度から言ってもこのレビューはうーん……という感じだ。